西欧絵画の古典技法であるテンぺラと、デジタル工作機械による工作の融合

聖像画(イコン)は板絵やモザイクで描かれており、人物や色、形に深い意味が込められている為、描かれた聖書と言われています。

作品に用いているのは「黄金背景テンぺラ」と呼ばれている中世ヨーロッパの絵画技法です。板に石膏を施し表面を整え、主に顔料を卵や人工膠で溶いたものを絵の具のように用います。

今回はこの技法とデジタルファブリケーションを融合した新しい技法により聖像画を描きました。

テンペラ×デジファブ